治療方針

当院の精神医療で最も重要視しているのは、構造化面接と心理的背景を重要視しています。確かに現在の保険診療報酬では長く時間がかけられないのが問題ではありますが、現在、困っていることの根本的な問題が明確にわかれば、短い時間でも、お互い話し合って解決していくことは十分可能と思われます。構造化面接とは治療の流れのことで、何を話し何を解決していくかを計画を立て起承転結させることです。ここではスキーマ療法(認知行動療法の一種)を用いて、内省や分析、洞察、家族療法と組み合わせていきます。患者さんの要望や意見を尊重し、お互いに信頼関係を築きながら共同作業的に治療をすすめていくのが大事と思っています。治療の成果や保証や治療の枠組みを詳しく説明すると、過度に期待をされたり、医療的事務的になるため、不快に感じることがよくあります。そのため、治療の枠組みに関しては、ほとんど説明しません。また最初から治療の枠組みが取れることはほとんどなく、通院が半年を過ぎてからやっと治療の方向性が見えてくること多いのもその理由です。患者さんからすると、自然な流れでお話をしていくだけに感じることが多く、あくまでも通院しやすいことを目標にしています。

  • 初診(初診は問診票の記載が30分間で、院長診察が約30分間です)

    当院は初診時の予約料はいただいておりません。家族の問題やその他相談することが多ければ50分間で終わらないこともあります。
  • 再診について、より状況が複雑で、病状不安定であれば心理面面接をしばらく院長が引き受けていきます。また問題となっている心理的背景がわからない場合や治療方針が固まっていない場合も同様です

    病状が安定し、治療の構造化が決まり、心理面接を引き続き行った方がよいならば臨床心理士が引き続き心理面接を行います。この場合別途予約料が発生しますが、約25分間で3000円(税込み)です。また、面接の内容に関しては常に院長と連携をとりながら行って行きます。
  • 治療について

    基本は最低限の投薬内容で済むようにしています。希望されない場合や副作用がある薬は申し出てください。精神科治療について精神分析、内観法、認知行動療法、家族療法、暴露療法など、いくつも方法がありますが、それぞれに一長一短があり相性の問題もあります。しかし、どの方法が合っているか、自分ではわからない場合もあります。治療法にこだわらない方がうまくいく場合もあります。